松本人志 愛

お笑い芸人ダウンタウン松本人志が、女について、イメージについて、など21の「〜について」語った本。
この本は雑誌UNO!に1996年12月号から98年8月号まで掲載されていたもので一部時事ネタには分かりにくいものがあるかもしれない。
内容はというと、いわゆるあたりの軽いエッセイ集とはひと味違うもので、芸人として成功した松本人志の考え方の一端を垣間見ることができる骨太のエッセイだ。
個人的には松本はいつも夜ひとりで1日を締めくくる時間をとるというのが印象に残った。ネットを見るようになってすっかりそういう時間を取らなくなってしまったな、という反省がある。
いつの間にか他人の評価ばかり気にするようになってしまったという人は是非読んで尖っていた自分を思い出してほしい。